地域公共交通のマスタープラン「広陵町地域公共交通計画」を策定しました
本町では、既存の公共交通の維持・確保に加え、新たに病院の送迎バス及び自家用有償運送などの多様な移動手段と連携を図り、めざすべき将来像である「~笑顔で出かけられるまち~」の実現のため、社会動向や多様な人々の移動目的に合致した移動手段を一体として検討するため、本町の公共交通施策のマスタープランとなる「広陵町地域公共交通計画」を策定しました。
計画に定める地域公共交通ネットワーク
本計画では、下記のとおり今後のめざすべき地域公共交通ネットワークを定めています。
1、地域公共交通ネットワークの検討
●広陵元気号について
近鉄大和高田駅への接続は維持し、支線については、日中の運行を自家用有償旅客運送(予約制の乗合運行)への移行を検討します。
●自家用有償旅客運送(福祉有償運送・交通空白地有償運送)について
自家用有償旅客運送(非定時・非定路線)の導入を検討します。
●タクシー補助について
交通弱者等の移動を支援するためタクシー補助の導入を検討します。
2、奈良交通路線バスのあり方検討
利用促進や広陵元気号及び鉄道との接続強化を図るため、運行事業者へ働きかけます。
3、近隣自治体等との広域連携の検討
公共交通を活用した近隣自治体や病院、商業施設等へのアクセス向上など広域連携について検討します。
4、新たな移動手段導入の検討
グリーンスローモビリティなど新たな移動手段の導入・調査等について検討します。
広陵町地域公共交通計画(令和6年4月:一部改訂)
令和2年11月の「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」(平成19年法律第59号)の一部改正に基づき、一部改訂をしているものです。
今回の改定では、公共交通(広陵元気号)の果たす役割を明記し、運行内容を明記しています。