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vol.16「町長への手紙」への回答(コロナワクチンの接種率が奈良県で最低になっている理由についての問い合わせ)

[2021年7月8日]

ID:4812

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個人情報に配慮し、実際に頂いた質問内容とそれに対する回答内容は、該当部分の表現を変え、簡潔にまとめています。

質問

コロナワクチンの接種率が奈良県で最低になっている理由についてお伺いいたします。
6月20日付の奈良県の発表では1回目接種率が奈良県の平均44.1%に対して広陵町は、他の市町村と比較しても断トツの最低で9%です。おそらく全国でも最低レベルではないでしょうか。
行政のミッションは住民の暮らしと命を守ることに尽きます。5月の連休明けから高齢者施設において接種を始めたのは、当然でしょう。しかし、どのような判断で本格接種は6月21日からとしたのですか。この1カ月半の無作為が断トツのビリになった原因でしょう。
この1カ月半の無作為の期間中にコロナ患者も発生しているではないですか。どのような分野の計画でも状況の変化に対応して「前倒し」「後ろ倒し」は必須の行為です。政府の対応もこの1カ月半で接種率の向上に向けて大きく前進しました。計画の「前倒し」「後ろ倒し」には大きな労力が係るのは当然です。しかし、広陵町に住民に目を向けた行政を行う姿勢があれば計画の前倒しをするでしょう。7月末までに高齢者の接種を完了させれば良いとの安易な方向を選択したのですか。
本格接種を6月21日からとした理由と接種計画の前倒しが出来なかった理由をお聞かせ下さい。

回答

65歳以上のかたの接種の開始が遅く、住民の皆様にご心配とご不安を与えましたことは誠に申し訳ございません。4月下旬にワクチン配分が始まり、当初、配分見通しも明確に示されないなかで各市町村において、それぞれの接種計画が進められました。
広陵町では、65歳以上のかたの約7割程度(7600人)のワクチンの確保、その人数の接種体制を整えることができることをめざして進めてまいりました。そのことから、開始日を6月21日と設定をいたしました。当初、接種終了は9月末の予定でございましたが、県の支援チームやいろいろな関係機関のご協力により、7月末までに、1万人接種を行うことができる体制を構築することができました。そのことから、次の優先順位であります65歳以下の方で基礎疾患をお持ちの方、64歳から60歳の方にも、接種をおこなっていただけることとなっております。また、59歳から16歳の方の接種券も送付をさせていただきました。しかしながら、このことが高齢者の方の優先感が薄れてしまったものと反省をしております。
今後、住民の皆様の暮らしと命を守るため、接種を希望されるより多くの方に実施できるよう努めてまいります。ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


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