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あしあと

    広陵中央公民館の再整備に向けた検討状況について

    • 更新日:
    • ID:6405

    広陵中央公民館の再整備に向けた検討状況を公開します

    本町では、現在、広陵町立中央公民館の再整備に向けた検討を実施しています。検討に当たっては、老朽化している施設や効率的・効果的な運営ができていない施設と併せて、エリア全体で考えることで、限られた財源を効果的に利用できるよう複合的に考えているところです。

    本ページでは、これまでの経緯を含め検討状況について随時更新していく予定です。

    (注意)11月13日に本ページを公開しておりましたが、表記内容に一部修正箇所(誤字等)がありましたので、11月15日付で修正しております。

    これまでの経緯について

    平成29年(2017年)8月に、公民館を拠点として活動する方を中心とした「中央公民館建替えを要望する会」から、町長に「広陵中央公民館の早期の建て替に関する要望書」に要望署名一万筆を添えて提出され、同年12月1日に同会から議会に「広陵中央公民館の早期建て替えを求める請願書」が提出され、全会一致で採択されました。

    町としては、このことを重く受け止め、「概ね5年をめどに基本方針を決定し、その後できるだけ早期の建替をめざす」(令和元年(2019年)9月議会における町長答弁)を基本として、令和元年(2019年)12月に条例に基づく会議体として、「広陵町の公民館建替及び文化芸術の振興のあり方検討委員会」(以下「検討委員会」という。)を設置しました。

    その後、検討委員会から、令和4年2月12日に「広陵町の公民館建替及び文化芸術の振興のあり方に関する答申」が提出され、それを踏まえて、「広陵町の文化芸術推進基本計画」(以下「基本計画」という。)を策定しています。
    併せて、本町の公共施設の多くが老朽化対策等の課題を抱えており、将来的にも厳しい財政状況が続く中、多額の維持修繕、更新費用が必要になることを背景に、総合的かつ長期的な視点から公共施設が抱える諸問題への対応と今後の総合的な管理に向けた公共施設のあり方及びマネジメントについて、税金をはじめとする財源をしっかりと有効活用できるように、複合的に勘案することで、町民皆様の意見を広く平等に聞きながら再整備に向けて検討することとしています。

    広陵中央公民館再整備検討基礎調査結果について

    公民館での活動内容については、基本計画に基づき、町民の文化芸術を享受する権利を実現するとともに、よりよい公民館像を明らかにし、文化芸術施策及び生涯学習施策を展開していくこととしており、今後、令和7年度を目途に「広陵中央公民館の再整備に関する基本計画」(以下「再整備基本計画」という。)を策定する予定です。

    令和4年度においては、中央公民館をはじめとする周辺対象施設の現状と課題を整理し、建て替えを含む整備パターンの分析と比較検討を実施し、再整備基本計画策定に向けた基礎調査報告書を作成しました。

    基礎調査報告書における比較検討結果

    施設更新はしお元気村活用案総合保健福祉会館活用案広域連携・学校連携案
    案の内容
    ・固定席(300席)として建て替える
    ・はしお元気村多目的ホールを改修し移動観覧席を設置する・総合保健福祉会館4階大会議室を音響改修し拡張する
    ・将来的に広域連携・学校連携を行うことを前提に当面はしお元気村活用案とする(または平土間の現状のまま)
    メリット・固定席(300席)を確保可能
    ・ニーズの変化に対応できる移動観覧席により席を確保
    ・相対的には費用負担は軽い
    ・ニーズの変化に対応できる移動観覧席により席を確保
    ・席数はほぼ確保できる(278席)
    ・ニーズの変化に対応できる移動観覧席により席を確保
    ・相対的には費用負担は軽い
    デメリット・固定席は、ニーズの参加型志向、少人数化に合っていない
    ・相対的には費用負担が重い(利用者だけでなく町民全体の支持が必要)
    ・席数が小さくなる(186席)
    ・はしお元気村活用案よりは相対的には費用負担はやや重い
    ・将来の検討が不可欠
    (現状平土間のままの場合)観覧席がない

    比較検討結果に基づく今後の検討課題

    1. 方針の決定
    2. 不足している情報の補完
    3. 建築面での検証
    4. 住民ワークショップの開催

    以上の内容について、令和5年度以降さらなる検討を行います。

    (令和5年度から)再整備基本計画等の策定について

    令和4年度実施の「広陵中央公民館再整備検討基礎調査」(以下「基礎調査」という。)を踏まえ、令和5年度中に再整備の大まかな案(以下「再整備案」という。)を決定することとしており、住民アンケート及びワークショップを開催し町民皆さまのご意見を踏まえた、具体的な整備内容を検討して参ります。

    再整備案の検討につきましては、基礎調査を踏まえ、(1)現地建て替え、(2)既存施設の長寿命化(大規模)改修及び(3)集約再編(広陵町総合保健福祉会館(さわやかホール)を核として、はしお元気村も活用しながら、広陵町ふるさと会館グリーンパレスを建て替えて役場機能及び公民館(ホール)機能を集約)の3つの案を前提に検討を行います。

    今後は、本検討結果を踏まえ、再整備基本計画等を策定することとしており、令和5年度は「再整備に関する基本方針」を策定する予定です。
    なお、町の厳しい財政事情を踏まえるとともに、公共サービスとしての質の向上を図るために、本件は何らかの公民連携手法(PPP/PFI)を活用することを前提に進めて参りたいと考えております。

    引き続き、実施しております住民アンケート及びワークショップの結果については、随時公開させていただきます。

    広陵中央公民館再整備基本方針結果について

    広陵中央公民館再整備基本方針の策定に当たっては、これまでの経緯を踏まえ、「更新」と「機能移転」の二つの手法をベースとして、現地建て替え、大規模改修、はしお元気村及びグリーンパレス等を活用する集約再編の3つの案を基本方針案として設定し、それぞれの初期費用と1年当たりのライフサイクルコストを算出し、住民アンケート及び住民ワークショップを行うことで、公平に広く町民皆様の意見をお伺いしました。

    その結果、住民アンケート及び住民ワークショップのどちらにおいても、集約再編を指示する意見が多数であったことから、集約再編を基本方針案といたしました。

    整備手法の検討に当たって、民間事業者への聞き取りを行った結果、民間事業者の創意工夫による施設整備の提案が可能であるとのご意見をいただき、公民連携による整備が検討できる可能性が高いことが判明しました。

    公民連携による整備手法とすることで、一時的な建設コストを平準化できることと民間事業者による収益施設の導入も期待できることから、トータルでの建設コスト抑制にも寄与することができる見込みです。

    整備に向けた予定としては、大きく2つのステップに分けて想定しており、第1ステップでは、はしお元気村を大規模改修し、中央公民館機能の移転及び収益施設の整備をさせていただく予定です。第2ステップでは、庁舎機能を兼ね備えた多世代が集える新複合施設の整備を予定しております。

    お問い合わせ

    広陵町企画総務部総合政策課[庁舎2階]

    電話: 0745-55-1001

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