広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例の制定について
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広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例が施行されました
平成30年第3回定例会において可決され、10月1日より「広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例」が施行されました。
この条例は奈良県内の市町村で初となる制定であり、町内の中小企業や小規模企業だけでなく、皆さんの生活をより良いものとすることを目的としています。

なぜ「広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例」が必要なのか
本町は古くから靴下の生産など製造業の盛んな町として、企業自らの努力により経営基盤の強化などをおこない発展をとげてきました。
しかし、近年は海外製品の輸入増加など社会環境が大きく変化しており、企業にとって解決の必要な課題が数多くあります。
このような状況のなか、中小企業・小規模企業と行政、町民の皆さんや教育機関、金融機関などが協力関係を深めて経営基盤の強化などの課題解決に取り組み、「住みやすく」「働きやすく」「商売しやすい」環境にしていくため、それぞれの役割を明確化し、地域社会の向上に役立つような「がんばる中小企業・小規模企業」を今まで以上に応援するため、「広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例」は制定されました。

「広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例」制定までの道のり
条例制定に向けて、事業所・関係各種団体・金融機関等に参加いただき、26回にわたる検討会やワークショップを2回開催しました。
第1回目のワークショップは平成30年6月1日に開催し、他の自治体における条例制定の事例やなぜ条例が必要なのかを参加者の皆さんに理解いただき、町へ期待することや疑問に思っていることを意見としていただきました。
第2回目のワークショップは平成30年7月24日に開催し、自社の課題や条例案への意見、条例制定後に自社がどのような取り組みをおこなえるか議論いただきました。
また、平成30年6月24日にはシンポジウムを開催し、すでに条例を制定され、先進地である愛媛県東温市の現状を講演いただくとともに、平成29年に実施した町内企業への実態調査をもとにした本町の中小企業・小規模企業における課題を皆さんと共有しました。
このような取り組みを経て、「広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例」は制定されました。
ワークショップにおいて挙げていただいた意見や要望、制定されました条例の全文については、下記のファイルをご覧ください。
第1回ワークショップ報告書
第2回ワークショップ報告書
広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例

現在の取り組みについて
平成30年10月1日に施行された「広陵町中小企業・小規模企業振興基本条例」をより推進するため、現在は条例に定められている「広陵町中小企業・小規模企業振興計画」の策定に向けたワークショップを開催しています。
平成30年10月9日に第3回目、平成30年11月8日に第4回目のワークショップを開催しておりますので、詳細については下記のファイルをご覧ください。
なお、平成31年2月5日(火)18時より役場3階大会議室にて、「広陵町中小企業・小規模企業振興計画」の最終案についてご意見をいただくワークショップの開催を予定しております。
参加を希望される方は、地域振興課 商工観光係までご連絡ください。
また後日パブリックコメントの募集もおこないますので、広報・ホームページをご覧のうえ、ご意見をお寄せください。
第3回ワークショップ報告書
第4回ワークショップ報告書
お問い合わせ
広陵町地域振興部産業総合支援課
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