畿央大学付属広陵こども園の開園に係る経緯について
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令和5年4月に公私連携幼保連携型認定こども園として開園しました
畿央大学付属広陵こども園は、広陵町では初となる公私連携法人が運営する私立の幼保連携型認定こども園として、令和5年4月に開園しました。
開園にあたっての経緯については、以下のとおりです。

幼保一体化総合計画及び西校区認定こども園整備基本計画の策定
広陵町では、共働き世帯の増加など保育園の利用ニーズが年々高まる一方で、幼稚園の利用希望者が減少しており、保育園と幼稚園の需給バランスに不均衡が生じています。
また、町立の幼稚園及び保育園については、建築から30年以上が経過し、建て替えもしくは大規模な修繕が必要な状況となっています。
このことから、平成28年に「広陵町幼保一体化総合計画」を策定し、施設の老朽化が進む小学校区より優先的に町立幼稚園及び保育園を認定こども園に移行することで、幼保一体化を図ることとなりました。
広陵西小学校区については、令和2年に「西校区認定こども園整備基本計画」を策定し、広陵西幼稚園及び広陵西第二幼稚園を閉園する一方で、民間の持つノウハウを活用しながらも一定の公共性を担保する「公私連携幼保連携型認定こども園」という形態で新たな認定こども園の整備を行うこととなりました。

公私連携幼保連携型認定こども園とは
町が指定した学校法人や社会福祉法人である「公私連携法人」が運営を行う施設です。
法人の持つノウハウを生かした施設ですが、町が土地や設備等を無償もしくは安価に提供することで、一定の関与を行うことにより、運営面で公共性を担保した施設となります。
西校区認定こども園整備基本計画

公私連携法人の選定及び協定書の締結
上記の計画に基づき、令和2年8月に公私連携法人となる事業者の選定を行い、学校法人冬木学園(以下、「法人」という)が選定されました。
これに伴い、令和3年1月に町及び法人とが「公私連携幼保連携型認定こども園設置及び運営に関する協定書」を締結しました。
本協定書においては、町、法人及び保護者の代表で構成される三者協議会を設置することや小学校区内にある広陵西幼稚園及び広陵西第二幼稚園が閉園されることから、幼稚園部分については広陵西小学校内に居住する方の入園を優先することなどが記されています。
公私連携幼保連携型認定こども園設置及び運営に関する協定書

保護者負担額の軽減
開園にあたっては、法人の定めた保護者負担額が町立幼稚園、認定こども園よりも高額であったことから、多くの広陵西幼稚園及び広陵西第二幼稚園の在園児が移行すること及び費用が適正であるかどうかの判断が開園後まで明らかとならない状況にも関わらず、広陵西小学校区に居住する保護者の急激な負担の増加が見込まれること、町内で唯一となる私立の認定こども園であり、他の小学校区から入園する方であっても、居住する小学校区の町立幼稚園、認定こども園と同等の負担で通園できる必要があることから、町が法人に対して支援を行っています。
(補足)支援の内容については、ページ下部の要綱をご覧ください。
これにより、広陵町内から畿央大学付属広陵こども園の幼稚園部分に通園する方については、保護者負担額が町立幼稚園、認定こども園と同水準になっています。
ただし、この支援については、広陵西小学校区に居住する保護者の急激な負担増加の抑制及び町内で唯一となる私立の認定こども園と町立の施設に通園される方との公平性の担保を目的としたものであるため、永続的に行われるものではありません。
広陵町公私連携法人教育支援事業補助金交付要綱
お問い合わせ
広陵町教育委員会事務局・教育振興部こども課(認定こども園準備室)[さわやかホール]
電話: 0745-55-6820
電話番号のかけ間違いにご注意ください!
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