【広陵町町制70周年】町制施行70周年記念式典を開催しました

令和7年11月30日（日曜日）に広陵町町制施行70周年記念式典を広陵中央公民館かぐや姫ホールで開催しました。

式典には、福谷健夫奈良県副知事をはじめ、堀井巌外務副大臣や近隣市町村の首長及び議会議長など県内外から多数の来賓にご臨席いただいたほか、町の発展に貢献していただいた町民の皆様もご招待し、華々しく執り行われました。

結成から31年が経過した広陵金明太鼓による演奏から始まり、中央公民館で活動されているコーラス団体による「町歌斉唱」、広陵町の70年のあゆみを放映するなど、式典のオープニングにふさわしいプログラムとなりました。

70年のあゆみの動画はこちらから別ウィンドウで開く

オープニングイベントに続いて、今日まで広陵町を支え、発展に尽くされた多くの先日に感謝をこめて黙祷が捧げられました。

その後、吉村裕之町長が登壇し、「町の発展に寄与されてきた先人の方々に改めて敬意を表し、より一層の広陵町の発展のために、持続可能性という観点から町政運営を見つめ、『住民対話で、明日をつくる。』をモットーに町民第一のまちづくりを目指します。そして『誰もが、誰にでも、優しくあれる町』は成長するんだという、新しい発展モデルをこの広陵町で創りたいと考えております。」と述べました。

続いて、谷禎一広陵町議会議長も挨拶に立たれ、「町議会として、広陵町がさらに活気ある住みよい町へと発展していくために、議決機関としての機能を発揮し、住民福祉の向上や町政発展について大いに議論し、暮らしやすいまちの実現に向け、町民の皆様のご期待に応えられるよう努力していく所存でございます。」と話されました。

来賓からは、福谷健夫奈良県副知事、堀井巌外務副大臣、田中惟允奈良県議会議長、乾浩之奈良県議会議員及び西本安博奈良県町村会顧問にご祝辞を頂戴しました。

高市早苗内閣総理大臣からは、当日のご臨席はかないませんでしたが、「誰もが誰にでも優しくあれる町としての発展を遂げることを期待しています。広陵町は子育て世帯が住みやすいまちと言われており、近年でも人口規模が維持されていることは高市内閣でも参考に、地方に住み続けられる施策を展開してまいります」など、お祝いのメッセージを賜りました。

式典では、町に貢献された方への表彰も行い、今回は、町職員から助役、副町長、町長を務められた山村吉由前町長、同じく町職員から教育長、副町長を務められた松井宏之前副町長が表彰され、吉村町長から賞状と記念品をお渡ししました。

第2部の「歌唱発表・記念講演」のスタートを飾ってくださったのは、ソプラノ歌手であられる有田輝子氏と広陵中学校コーラス部、真美ケ丘中学校芸術部による歌唱発表です。

有田氏は、広陵町のイメージキャラクター「かぐやちゃん」のファンになられたことをきっかけに広陵町に何度もお越しいただき、地域のイベント等にもご参加いただいているかぐやちゃん愛、広陵町愛にあふれた方です。

その中で、70周年を記念して公募した「キャッチフレーズ」にも応募いただき、優秀賞を獲得されたことから、より一層、広陵町に関心を持っていただき、「かぐやちゃん」のイメージソングを作詞作曲いただき、当日は広陵中学校コーラス部、真美ケ丘中学校芸術部とコラボでご披露いただきました。

そのほかに、60周年を記念して作詞作曲した、広陵町のイメージソング「広き陵」を合唱で、「ふるさと」をソロでご披露いただきました。

式典の締めを飾っていただいたのは、広陵町の名誉町民であられ、柔道史上初、アジア人初となるオリンピック3連覇を達成された、野村忠宏氏による記念講演です。

自身の経験や柔道を通じて自身が得られたものなどについてご講演いただき、「自分を大切にしながら笑顔で過ごせ、子どもたちが色々とチャレンジできる町であってほしい」と期待を込めて講演を締めていただきました。

会場には、たくさんのお祝いのお手紙等がよせられ、一部を紹介させていただきました。

また、町内の子どもたちに絵札を描いてもらった、広陵町の魅力あふれる記念カルタも一覧にして掲示しました。

当日の様子は、YouTubeからご覧ください。

URL(YouTube)https://youtu.be/qfrC_rBIM4A別ウィンドウで開く