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あしあと

    vol.4「町長への手紙」への回答(子どものインフルエンザワクチンの補助について)

    • 更新日:
    • ID:6990

    個人情報、文言等に配慮し、実際に頂いた質問内容の表現を変えるなどして、なるべく簡潔にまとめています。

    11.8質問

    子どものインフルエンザワクチンは、いくつかの理由から非常に重要です。
    1.感染予防2.重症化の防止3.集団免疫の形成4.学校や保育園での感染拡大防止5.健康な生活の維持、以上の理由から、子どもに対するインフルエンザワクチンの接種は非常に重要であり、特に流行期には積極的に接種を検討することが推奨されます。
    現在、広陵町において高齢者に対するインフルエンザワクチンは補助があるのに対して、子どもの補助はありません。
    県内他自治体でも子どもの接種について補助があるところもあります。
    子どものインフルエンザワクチンに対する補助を導入することにより、いくつかメリットがあります。

    1. 経済的負担の軽減:ワクチン接種には費用がかかるため、特に低所得家庭にとっては経済的な負担が大きい場合があります。補助があることで、より多くの家庭がワクチン接種を受けやすくなります。
    2. 接種率の向上:補助があることで、ワクチン接種をためらっている家庭が接種を受ける可能性が高まります。これにより、全体の接種率が向上し、集団免疫の形成が促進されます。
    3. 健康格差の是正:経済的な理由でワクチン接種を受けられない家庭がある場合、補助を通じて健康格差を是正することができます。すべての子どもが平等に予防接種を受けられる環境を整えることが重要です。
    4. 公衆衛生の向上:インフルエンザは流行性の病気であり、感染が広がると社会全体に影響を及ぼします。子どもたちがワクチンを接種することで、感染の拡大を防ぎ、公衆衛生の向上に寄与します。
    5. 長期的な医療費の削減:インフルエンザにかかることで発生する医療費や休業による経済的損失を考えると、予防接種に対する補助は長期的には医療費の削減につながる可能性があります。

    これらの理由から、子どものインフルエンザワクチンに対する補助は、個々の家庭だけでなく、町全体にとっても重要な施策であると言えます。
    ご検討、よろしくお願いします。

    11.15回答

    平素は、町行政に対して格別のご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。

    「子どものインフルエンザワクチンの補助」について、ご意見をいただきありがとうございました。

    予防接種は、大きく「定期接種」と「任意接種」に分けられ、「定期接種」は、予防接種法に基づき、市町村が実施主体である「A類疾病」と「B類疾病」に分かれます。

    「A類疾病」は、発症すると重症化したり、後遺症を残す病気の予防及び、集団予防に重点を置き、接種の努力義務が課せられているものです。接種費用は町が全額を負担しているため、個人負担はありません。

    「B類疾病」は、個人の発病または重症化の予防に重点を置き、本人が接種を希望する場合に実施されるもので、接種の努力義務は課せられていません。主な予防接種は、高齢者のインフルエンザ、高齢者肺炎球菌、新型コロナウイルスとなり、費用の一部を町が負担しております。

    ご意見をいただきました「子どものインフルエンザ」については、予防接種法に定められていない予防接種や定期の接種から外れているもので、個人予防として本人又は保護者の意思と責任で接種を行う「任意の予防接種」に該当しており、自治体で接種を勧めているものではありません。一部自治体では独自で補助を実施していますが、本町では、任意予防接種に対し、接種費用の助成は行っていません。

    今後も広陵町では、国の指針、法律に基づき、予防接種を実施することで、伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延を予防し、町民の皆様の健康と保持に寄与していきたいと考えております。

    ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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