新型コロナワクチンの間違い接種について
[2022年7月4日]
ID:5557
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町内の個別医療機関におきまして、保管方法を誤った新型コロナワクチンを使用した接種が行われていたことが確認されました。皆様にご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
なお、本事案に該当する被接種者の皆様には、すでに個別に連絡をさせていただいております。
町内の医療機関1か所で実施された、ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンの個別接種において、冷蔵配送したワクチンを再冷凍保管し、そのワクチンを接種に使用していました。また、当該医療機関で再冷凍された余剰ワクチンを、町が他医療機関に再配送し、接種したことも確認いたしました。ファイザー社ワクチンは、「冷蔵配送したワクチンの再冷凍は厳禁」とされていますので、間違い接種となります。
医療機関から町に「冷凍庫から出した接種予定のワクチンがキャンセルにより1バイアル余ったため、再び使用することは可能か。」との問い合わせがあり、取り扱い方法に疑問を持った保健師が確認したところ、当該医療機関では配送後のワクチンを当初(令和3年8月)から冷蔵保管せず、冷凍保管(再冷凍)し、接種に使用していたことが判明しました。
再冷凍したワクチンを接種した回数及び人数
第1回目接種:146回
第2回目接種:148回
第3回目接種:28回 延べ322回
接種人数:町民154人、町外住民13人
・被接種者の確認を行い、電話による連絡又は通知文書を送付しました。
・本町からファイザー社に照会したところ、「今回ご報告いただいた内容に基づき社内で検討した結果、これまで実施した品質関連の試験結果等を踏まえ、本ケースにおいてはワクチンの品質に大きな影響があった可能性は低いと考える。」との報告を受けていますが、手引き等で再冷凍は厳禁とされていることを踏まえ、中和抗体検査を実施させていただきます。
・7月9日から「中和抗体検査」を実施し、検査結果等に基づき専門家の意見も踏まえ、再接種などの措置を講じていくこととします。
・町内にあるワクチン接種医療機関の全てを訪問し、ワクチン保管方法等についての再確認を実施しました。
※中和抗体検査は、新型コロナウイルスの感染や重症化を防ぐ抗体(中和抗体)が獲得できたかどうか測定する検査で、血液を採取して行います。
※ファイザー社ワクチンについては、-75℃±15℃の冷凍条件下で有効期限12か月(2℃~8℃の冷蔵状態で30日の保存が可能)とされています。なお、冷蔵状態からの再冷凍はしないよう求められています。(安全性・有効性が担保されていません。)
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