平成28年度当初予算編成過程を公開します
[2016年8月10日]
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予算編成の基本的な方針、編成に当たっての留意点など(予算編成方針)を決定し、各部局長に通知します。
平成26年度の普通会計決算において、地方自治体の財政構造の弾力性を示す経常収支比率が99.6%と前年度よりも5.4ポイント悪化しています。財政の硬直化が一層進んでいることから、平成28年度当初予算編成においては、経常経費の要求額について前年度予算額のマイナス10%を上限としました。
平成28年度の予算編成方針は、10月29日付けで各部局長に通知されました。
平成28年度予算編成方針
平成28年度予算編成方針の説明や予算要求時の注意事項等について、説明会を開催します。
平成28年度の説明会は、10月29日(木)午後2時30分から各課の課長又は課長補佐(係長)と担当者(各課2~3名程度)を対象に開催されました。
各課で新年度に必要な予算額の積算を行い、要求額を財務会計システムに入力し、予算要求説明資料を総務課に提出します。
平成28年度当初予算は各課からの予算要求段階で、一般会計の歳入予算要求額は107億1,647万6,000円、歳出予算要求額は123億1,397万7,000円で、財源不足額は15億9,750万1,000円にのぼっています。
歳入のうち、地方交付税など国の予算の動向により左右されるものは現時点では正確に見込めないため引き続き精査が必要ですが、12月中旬から1月下旬にかけての予算編成作業において事務事業の見直しや経費削減の徹底、歳入予算の洗い出しなどを行い財源不足額を縮小していくことになります。
平成28年度予算要求の状況
平成28年度主な事業の予算要求状況
予算要求の内容について、総務部長等によるヒアリングと精査を行います。
総務部長、総務課長及び財政担当者による各課からの予算要求額に対する予算査定が、12月16日から1月13日にかけて行われました。
平成28年度一般会計当初予算は各課からの予算要求額が歳入で107億1,647万6,000円から111億3,223万円に、歳出で123億1,397万7,000円から120億4,230万8,000円となり、財源不足額は9億1,007万8,000円に縮小されました。
平成28年度予算要求(総務部長査定後)の状況
平成28年度主な事業の予算査定(総務部長査定後)状況
予算要求の内容について、町長、副町長及び教育長による精査が行われ査定額を決定します。
町の三役(町長、副町長及び教育長)による最終の予算査定が、1月27日から2月2日にかけて行われました。
平成28年度一般会計予算額は総額で119億2,000万円となり、不足する一般財源を確保するため、平成27年度の剰余金から4億円の繰り越しを見込み、財政調整基金から約3億円7,600万円を取り崩す内容となりました。
歳入では、町税や株式等譲渡所得割交付金の精査基準の見直しによる増収を見込み、歳出では、公共交通の本格運行に伴う経費や認定こども園建設工事に係る設計費、小中学校普通教室への空調整備に係る設計費などを計上いたしましたが、昨年より大型事業が削減したため、予算規模は昨年比で9%減額することとなりました。
平成28年度予算要求(三役査定後)の状況
平成28年度主な事業の予算査定状況(三役査定後)状況
町長が議会に予算案を提出し、議会が審議します。
平成28年第1回広陵町議会定例会において、一般会計、特別会計及び水道事業会計をあわせた平成28年度予算案が議会で審議されます。
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