奈良県小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業のご案内
奈良県では将来、子どもを産み育てることを望む小児・AYA世代のがん患者さん等が、希望をもってがん治療等に取り組めるように、将来子どもを出産することができる可能性を温存するための妊孕性温存療法に要する費用の一部を助成します。
※AYA世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、主に、思春期(15歳~)から30歳代までの世代を指しています。
妊孕性温存療法とは
抗がん剤や放射線治療等により、主に卵巣や精巣等の機能に影響を及ぼし、生殖機能が低下する又は失われることがあります。
そのため、原疾患の治療を開始する前に胚(受精卵)、卵子、卵巣組織、精子を採取し長期的に凍結保存するものです。
問い合わせ先
がん疾患により妊孕性温存療法を実施される方
奈良県福祉医療部医療政策局疾病対策課 がん対策係
TEL:0742-27-8928(直通)
非がん疾患により妊孕性温存療法を実施される方
奈良県福祉医療部医療政策局健康推進課 母子保健・人材確保対策係
TEL:0742-27-8661(直通)